「Claudeに新機能が出たらしい」という話は目にするのに、結局いま何ができるのかがまとまっていない。私がそう感じたので、自分用に棚卸ししました。
このページは速報ではありません。2026年に公開されて、いまも使える機能だけを14件並べたものです。発表の順ではなく、「どこで使えるか」「何が変わったか」で並べ替えています。
※2026年9月23日時点の公開情報です。各項目の見出しから公式の発表ページへ飛べます。
1. 使える場所が増えました
去年までは「ブラウザかパソコンのアプリ」の二択でした。いまは職場のチャットにも、スマホにも入っています。
Claude Tag(Slackで使う)
Slackのチャンネルに Claude をメンバーとして入れられます。会話の流れを読んだうえで返すので、質問のたびに背景を貼り直す手間がありません。いまはTeamとEnterpriseのベータです。
Cowork がウェブとスマホに対応
パソコンで始めた作業を、スマホやブラウザから続けられます。Maxから順に配られているベータです。
Cowork とチャットが1つのClaudeになりました
「Coworkとチャット版は何が違うのか」という分かりにくさが解消されました。入口が1つになり、資料作成の Claude Docs・Claude Slides がベータで加わっています。ProとMaxから順に配られています。違いの整理はClaudeとClaude Codeの違いに書いています。
Claude in Microsoft Foundry
Azure を使っている会社が、そのままの環境で Claude を呼べます。データを置く地域も選べます。
Claude apps gateway
Claude Code を会社の仕組みの中で動かすための入口です。ログインを会社のアカウントに寄せ、誰がどれだけ使ったかを把握できます。
2. モデルが入れ替わりました
名前が似ていて混乱しやすい部分です。個人で使うなら Opus 5.5 と Sonnet 5 の2つを覚えれば足ります。
Claude Opus 5.5
いちばん賢いほうの最新版です。前の Opus 5 より動かす費用が下がり、返ってくるのも速くなりました。
Claude Sonnet 5
中くらいのサイズですが、作業によっては上位モデルに並びます。Proなどでは既定のモデルです。料金の考え方はClaude Codeの料金は高い?にまとめました。
Fable 5 は止まって、戻って、5.1になりました
輸出規制でいったん止まったモデルです。いまは Fable 5.1 が Claude Code から使えます。提供が止まることもある、と分かる例です。
Claude Code は毎週更新されています
毎週こまかく直っています。/rewind で前の状態に戻せる範囲が広がったのは、壊すのが怖い人ほど効きます。
3. 安全とコストの管理が整いました
「会社で使ってよいか」を判断する人向けの動きです。個人で使う場合も、考え方は同じです。
Fable 5 のサイバーセーフガード
悪用のパターンを分類し、深刻度を段階で評価する枠組みが公開されました。何を危険とみなしているかが外から見えます。
Claude Enterprise の利用・コスト可視化
誰がいくら使ったかを部署ごとに見られます。上限に近づくと警告が出ます。「気づいたら請求が膨らんでいた」を防ぐ仕組みです。
Claude Science
研究者向けの作業台です。論文検索や解析ツールを1か所にまとめています。ベータです。
4. 実際にどう使われているか
アルバータ州政府の点検事例
4億6,600万行のコードを20時間で点検しました。人手なら6.5年かかる見積もりだったものです。「たくさん並べて回す」という発想は、個人でも使えます。
Anthropic Economic Index(Cadences)
Claudeの使われ方が曜日と時間帯で変わる、という調査です。平日は仕事、週末は雑談に寄ります。
まとめ:どれから触るか
14件を並べましたが、全部を追う必要はありません。
- いま何も使っていない方:Claude CodeのWindows始め方から1つ動かすところです。モデルの名前は後から覚えれば足ります。
- すでに使っている方:「1. 使える場所」を見てください。同じことを別の場所からできるようになっています。
- 職場で導入を検討する立場の方:「3. 安全とコスト」が判断材料です。
このまとめは月に1回、新しく出たものを足して更新します。並べ方は変えません。前回から何が増えたかだけを見られるようにするためです。

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